よくある質問
ジェネリック種子に関する質問
- 水稲のジェネリック種子って、どんな品種があるの?
- 「ジェネリック種子」とは、弊社の登録商標ですが、種苗法の育成者権(品種を育成した人の権利)が失効した品種を示します。「コシヒカリ」、「ひとめぼれ」など日本の作付面積の多い上位10品種のうち9品種が育成者権の失効している品種です。現在、育成者権は25年で失効します。
- 遺伝子組み換え技術と何か関連あるの?
- 全く関係はございません。品種育成の段階では様々な育種技術があるのは承知しておりますが、弊社の業務は育種ではなく、既存の品種の種子を的確に増殖することですので、安心してお取り扱いができます。
- なんで現状の一般的な種子は安くなっていないの?
- 種子が生産されてから米生産農家に渡るまでに、様々な手数料が種子価格に上乗せされているためです。現状の種子は、国や県、民間機関などが膨大な予算で育成し、その後に系統・原原種・原種などの一連の増殖を行った後、種子団体やJA系統などの流通関係機関を経由してから一般農家に渡っています。弊協会では、種子生産から販売まで完全自社管理のもと行うため、低価格での提供が可能となっています。
商品・ご購入に関する質問
- 送付の資料に記載されていた「ほ場番号」って何?
- お客様がご購入された種子の生産履歴(トレーサビリティ)を把握することで種子の生産管理状況が把握できるばかりでなく、万が一、品種混入(購入された品種と異なる品種の種子が混入)のトラブルなどがあった場合でも早急に対策を取ることができるためです。
- 品種はひとめぼれだけ?
- 平成31年播種用の種子は「ひとめぼれ」だけになります。種子生産は、「系統種子→原原種→原種→一般種子」の流れで生産していますが、それぞれ1年1作ですので、販売用の「一般種子」生産には4年も必要になります。現在、「コシヒカリ」、「ササニシキ」等の要望の多い品種の増殖を開始しており、販売は来年以降を検討中です。生産可能になり次第、品種を追加していく予定です。
- 発芽率などのデータはある?
- 販売用の種子は、必ず品種特性を見極める「ほ場審査」、発芽率等を確認する「生産物審査」、農産物検査法に基づく農産物検査を実施しますので、すべてデータを記録します。また、抽出検査でDNA鑑定も実施し万全を期します。
- 生産年とは?
- 種子が収穫(生産)された年を示します(例.2018年10月収穫→2018年産表記)。種子は常温で保管すると発芽率が低下して種子として使えなくなりますので、販売は前年産種子を主として販売します。少量品種については2年に1回の生産になる場合もあり、弊社で1年以上の弊社保管になりますが,その場合は低温倉庫で保管し発芽率が低下しないようにしますので安心して利用できます(販売前に発芽試験を実施します)。
- お支払い方法は?
- 銀行振込(ゆうちょ口座への振込になります)、または商品引き渡し時の現金払い(宮城県内限定)です。
- 発送はどのように行われるの?
- 注文時にご希望の配送方法(ご注文者様引き取り、弊協会配達、配送業者)、日時をお伺いし、発送します。
- 農薬はどのようなものを使っているの?
- 一般の稲作と同程度の農薬(除草剤、殺虫剤、殺菌剤、殺鼠剤等)を使用しています。
協会に関する質問
- どのような生産がおこなわれているか見学がしたい
- 見学は可能です。日時を調整しますのでメールやお電話等でお問い合わせください。
- 栽培をするうえで相談したい
- 相談は可能です。メールやお電話等でお問い合わせください。