
障害型冷害に対する耐冷性は「極強」。食味は粘りが強く「極良」。耐倒伏性はササニシキより強いものの「やや弱」。穂発芽性は「難」。いもち病抵抗性はササニシキと同程度で、穂いもちほ場抵抗性「中」と、葉いもちほ場抵抗性「やや弱」。
また食味については、柔らかく冷めてもおいしいのが特徴との評価があります。
品質管理について
1.種子生産にあたっては、主要農作物種子法に基づく「系統種子⇒原原種⇒原種⇒一般種子」の生産体系を遵守し,一般種子を販売対象にしております。また,生育調査を実施し品種ごとの特性を確認しております。
2.品質管理では生産の全ての段階においてほ場審査,生産物審査,農産物検査を行うとともに,販売対象の一般種子では外部業者によるDNA鑑定を行い,間違いのないことを確認して配送いたします。
3.種子の保管は系統~原種までは5℃以下,一般種子は適正な温度で保管し,発芽率が90%以上であることを確認して配送いたします。
4.系統から一般種子までをGAPの考え方によるトレーサビリティーを実施し,リスク管理を徹底し,お客様からの信用が得られるように品質の高い種子生産を行います。
栽培上の注意
1.宮城県で移植を5月10日頃に実施した場合,出穂期は8月4日頃,成熟期は9月15日頃になる。
2.早植えは減数分裂期が平年の梅雨明け(7月21日頃)前となり,低温による障害型冷害になる可能性が高まるだけでなく,出穂が早くなり高温登熟で品質が悪くなる可能性がありますので,5月10日以降の移植が望ましい。
3.倒伏にやや弱いことから,宮城県では灰色低地土の場合、基肥は窒素5キロで減数分裂期に1キロとし,幼穂形成期の追肥は行わない。葉緑素計では幼穂形成期に38程度,減数分裂期に36程度になるように心がける。
4.いもち病にもやや弱いことから,葉いもちには箱施用で対応し,穂いもちにも粒剤施用を徹底する。
商品の発送時期
2月以降お客様のご都合に合わせて随時発送させて頂きます。
その際、具体的な日時等に関しましては、お客様とご連絡の上決めさせて頂きます。
※領収書は原則お付け致しておりません。必要の際は、ご連絡頂ければ商品と同梱等の方法でお送りさせて頂きます。なお、代金引換決済の場合、お支払い頂く際の受領書が正式な領収書となります。